第19回 意識世界のことを考える

 意識世界のことを考えていた時、次のようなビジョンが頭の中に浮かびましたので、少しお話ししたいと思います。

 

 意識世界は問題が生じた場合、その問題を解決するために新たな世界を創造し、その新しい世界でまた問題が生じれば、新しい世界を創造することを繰り返してきたようです。人類よりも遥かに意識次元も高く、大きな存在でも問題の先送りをしているのですから、人間が問題解決できず、悩み苦しんでいることは当然のことといえましょう。

 

 しかしながら、上の世界がダメだからと云って、我われ人類も問題解決を諦めてしまって良いのでしょうか?答えは「ノー」です。なにが何でも解決しようとする思いや努力が必要ですし、問題解決のプロセスの中から新しい創造性が生まれるといった発想が必要です。

 

 意識世界は数多くの世界を創造し、成功しているケースもあれば、失敗しているケースもあり、気がつけば失敗した世界の残骸で存在世界があふれかえっているビジョンが見えます。一度創造された世界は、自らの意思では消滅できないルールがこの存在世界にはあるため、その大半が消滅を望んでいるにもかかわらず、存在し続けなければならないのです。

 

 新しい時代では、共創造という新ルールが存在世界の法則の一つとして追加されました。共創造を行うことで、縦や横との繋がりが自由に出来るようになったのです。この存在世界の開闢以来の大きな出来事に我われ人類は直面していることを知らなければなりません。共に創造するとは、誰と創造するのでしょうか?

 

 人間と人間、人間と神々、人間と宇宙意識、人間と世界意識・・・。あらゆる存在と共創造する時代なのです。そこで、上述の残骸化している世界意識たちにもネットワークに参画してもらった共創造ネットワークを構築できれば、残骸世界の持っている特有のエネルギーや組合せ次第で役立つエネルギーなどの活用が可能なのではないかと考えられるのです。

 

 それにしても何故いままで、共創造なる法則がなかったのでしょうか?人知を遥かに超える根源世界の意識が共創造のような法則を世界創造のルールに組み込まなかったのかは謎です。きっと共創造するには、様々な条件設定が必要であり、その条件をクリヤーできなければ発動しないように仕組んでいたのかも知れません。組み込み忘れていたなんてことはなかったと思いますが・・・。

 

 残骸世界と人類が共創造ネットワークで繋がって、共創造をする、そんな時代がもう到来しているのですから、あらゆる存在との共創造ネットワークの構築に向かって、一歩また一歩、進んで行こうではありませんか。

 

 意識世界やシステム世界、宇宙意識、神々、惑星意識、人間、動物、鉱物、植物、・・・、様々な存在との共創造を行うには、先ずは世界観を拡げる必要があります。そのためにも「宇宙ネット通信1・2」をお読み頂いて、自分を取り巻く環境を知るところから始めてみたらどうでしょ。

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