宇宙ネット通信とは(その2)


■身近な宇宙における重要課題

 

宇宙ネット通信の中でも太陽系惑星意識の面々からの通信内容は、地球人類に向けたメッセージが多く、我われ地球人類が未来へ向けて歩んで行くためのヒントとなるのではないでしょうか。それら情報をどのように活用して行けば良いかは、誰も教えてはくれませんが、自らの想いで取捨選択を行い、「自分の未来は自身で切り開いて行く!
」といった強い想いを身につけて頂きたいと惑星の意識たちは仰っていました。

 

身近な宇宙での重要課題として、「エントロピー問題」と「エネルギーウィルス」の2大テーマが挙げられています。「エントロピー問題」の方は、もう使えなくなったエネルギーで、この世界がすべて満たされ、死の世界になってしまうという問題です。「エネルギーウィスル」は、魂(意識体)にとりついて、そのエネルギーを全て食べ尽くしてしまうという問題が起きているようです。

 

「エントロピー問題」と「エネルギーウィルス」を解決するために、どうやら遠い始原、根源宇宙から物質世界にその可能性を見出して、その中でも選ばれた複数の人類(地球人も含む)の意識体の中に解決するための情報をインプットしたのではないかという流れです。

 

そのインプットされた問題を取り出すためには、選別された人類がすべて6~7次元以上にならないといけないと述べられています。そのためには選別された人類が1日でも早く6~7次元以上に意識レベルの進化を遂げ、その情報を解放し、他の神仏や宇宙意識に提供しなければならないと仰っているのです。

 

■宇宙意識による人類進化計画

 

人類の意識レベルの進化をどう早めるのかというテーマでは、地球意識は次のことを仰っています。進化の過程にそのスピードを求めた場合、低い次元の足切りを行うことで、その環境全体(地球全体)の次元水準が引き上げられ、進化速度を速めることが出来るのです。

 

この次元の足切りのことを「次元昇華」と言います。次元昇華は、人類の意識レベルの進化速度を速めるための一つの方法なのです。また、宇宙意識は地球の70億の人類をすべて必要としていないのです。本当に必要な人類は僅か1億4千万人だけです。

 

次元昇華の結果、地球の次元は4次元以上になり、4次元より低い意識レベルの人間は、肉体をつけたまま火星へ移住するか、肉体を落として他の惑星へ転生するか、最悪の場合、消尽(自我が無くなり集合無意識に吸収される)するようです。そして、しばらくの間、低次元層の活動を停止(全球凍結)すると仰っていました。

 

次元昇華以外の方法として、太陽の意識は「地球人類の進化は遅れています。それを促すために太陽系の軌道は高エネルギー帯域を通過することによって進化の速度を速めることにしたのです。本来は違う軌道を太陽系は進むことを選択していました。また、人類の進化速度を遅らせている原因として挙げられるのは、一つは地球のあまりにも良すぎる環境です。人類は良すぎる環境では魂の進化を遅らせてしまう傾向があるようです。

 

「よって、これからの地球は厳しい条件に置かれることになります。天変地異や気象変動、気温の変化、大地の隆起など自然現象が目白押しに起こります。それが人類の進化を促すのです。」と仰っており、地球環境の今後の悪化を示唆するものでした。

 

「しかしながら、人類自らの意思で進化を加速させることができれば、大きな地殻変動、天変地異などを回避することも可能になるでしょう。今のままではこれから起こる大きな地殻変動や天変地異から逃れることはできないのです。」とも仰っていることから、我われ人類の想いのあり方次第では、天変地異からの脱却の余地もまだ残されているようです。

 

■パーフェクト・ポジティブ・ヒューマノイド

 

 パーフェクト・ポジティブ・ヒューマノイドについて地球の意識は、「現在の人類の中には心地よいエネルギー波動を出している人々がいます。その人達が伸びていくような環境提供をしていきたいと思っています。心地よい波動とはとてもあたたかい想い、決して怒りや悲しみを発しない人達がいることを確認しています。この地球でもパーフェクト・ポジティブ・ヒューマノイドが生まれています。人を恨まず、決して悪口をいわず、誰に対しても心穏やかに接することができるパーフェクト・ポジティブ・ヒューマノイドは今現在、地球上で数千人ほどです。特に、地球規模で示すとおおよそ1割は先進国といわれる場所に発生して、残りの9割が発展途上国にいます。文明発展より自然に近い環境で発生しているようです。パーフェクト・ポジティブ・ヒューマノイドを都会で維持するのは大変のようです。また、地球環境に起こる異変は人々の想いの関数であると認識して頂きたい。心穏やかにすごせば自然も心穏やかになるのです。」と仰っており、我われ地球人類も心穏やかにすごすことが出来るようになれば、自然も心穏やかになり、天変地異からも回避できるのではないでしょうか。

 

■過去のしがらみからの脱却

 

太陽の意識は、「今後、環境が厳しくなる中、生きること、死ぬことを強く意識して生きていくことが重要なのです。その中で人間が肉体を着けて生きている間にやるべきことは何か、自ら気付き、時間の使い方に真剣にならざるを得ない場の提供をすることで、人類の飛躍的な進化を期待しています。進化は特殊な能力ではありません。他を犠牲にせず、すべてがプラスに転ずるようなことでなければなりません。これからは輪廻転生の必要はなくなります。過去の悪しき風習は変えなければなりません。「プラス」と「マイナス」イコール「ゼロ」ということは進化していないことになるからです。全てがプラスに転ずるような想いを持つかどうにかかってきます。マイナスの要因であったとしてもどうしたらプラスに転ずるか、考えて、努力することが大事になってきます。今、戦争や事故など人類でいうところのニュースにあたる出来事は過去の産物で発生しているのです。すべてがプラスに転じることをすべての人類が理解できれば、戦争もなくなり、殺人もなくなり、全ての事件・事故は起こらない世界が現出します。過去の出来事は、僅か1秒前のことであっても未来を決定するものではなく、未来はあくまでも、未来への想いが決定するという事実を忘れてはなりません。決して歴史から学ぶのではなく、歴史はあくまでやってはいけないことの反面教師であると認識すべきでしょう。人類の今までの歴史はあまりにも悲惨な想念の塊であると、我われ惑星たちは認識しております。戦争は破壊するだけで、何も生み出すことはありません。本来の人類はお互いから学ぶこと、情報をわかちあうことこそが、ふさわしいのに、これまでの人類は、自分にないものは他から奪い、努力を止め、怠惰の思考が支配しているのが現状です。努力することを忘れた人類の行く末は、消尽を選択することを肝に銘じなければなりません。」と仰っており、地球人類に向けた惑星意識からの痛烈なメッセージとして受止めなければならない様に思います。奪い取るのではなく、人類はお互いから学ぶこと、わかちあうことが必要なのです。

 

■火星への移住計画

 

火星の意識は地球から火星への移住計画について、「地球人類が火星へ移住する計画は、宇宙意識の計画でもあるようです。この先50年以上は掛かるとは思いますが、すでに火星の意識では地球人の受け入れ態勢を整え始めている様です。地球において3次元世界の環境異変は、2009年から猛威をふるいはじめます。数十年しないうちに人類は火星へと移住することを決断せざるを得ない状態がやってまいります。ただし、火星に移住できる人数は限られます。大半の人が命を落とし、肉体を持たず違う星へと転生していく様が見えます。火星に肉体をもって移住できる人達は、多くとも3万6千人ほどです。各国の中で、選別された人達が移住できるのです。それ以外で次元昇華をすることで、地球の4次元~5次元宇宙世界に昇華できる人達を除けば、大半の人々が肉体を落として、他の惑星に転生することになります。火星では肉体をつけた人類を受け入れる態勢を着々と進めております。これは遥か昔、数億年前から計画されていたことなので特にとり急いで地球人類を迎い入れるという訳ではありません。」と仰っており、移住できる人数が3万6千人ほどであることも言及しています。

 

また、「火星において霊界もすでに用意してあり、幽界、霊界、その上の次元もすでに用意済みとなっております。地球と違って12次元とは及びませんが、現段階では9次元まで霊界を用意しております。かつて神仏の居た領域(7次元~9次元)にも少数の進化した地球人類が到達しており、そのうち何人かは火星霊界(9次元)への移住が決まっております。6次元以下の霊界においても、すでに地球より、肉体をつけずに火星霊界へ何億もの人達が移住をはじめているのです。次は、肉体をつけた人類の番です。火星移住へのカウントダウンはすでに始まっております。」とも仰っており、火星における霊界には既に地球の霊界から移住が始まっているようです。

 

火星の意識は火星へ辿り着ける人類についても言及しており、それは、「戦争や暴動、人間のエゴや欲望を火星に持ち込んではいけません。よって火星へ移住するためには、人類のもつ負の遺産ともいえるカルマを切り捨てることのできる人々の移住のみ許されるのです。火星到達には、選別機能が働くよう計画されています。宇宙船は地球より524隻飛び立ちますが、そのうち火星へ辿り着けるのは324隻のみです。途中、隕石(チリ)のような高速に移動するものに当たったり、何かしらのトラブルが発生して辿り着けない宇宙船が多く出る事を予言しておきます。」となっており、どうやらカルマの持ち込みは厳禁のようです。

 

火星へと辿り着いた人類を待ち受けているのは、「幸運にも火星に辿りついた移住者たちは、まず、食料の確保のための農地開拓や大気の調整をする技術を使って惑星改造を始めます。当初は宇宙船内での生活が続きます。また、過酷な状況が火星には待ち受けております。人類は辿りついた時から何世代目かでやっと火星に馴染むようになって行きます。やがて火星で生まれ、火星で育った人類が多く誕生し、火星での生活に適応した人類の繁栄が見てとれます。火星において亡くなった人たちは火星の霊界にそのまま吸収され、そこでの輪廻転生を経験することになるようです。」と火星の意識は仰っており、火星人の誕生までには、何世代にも及ぶ時間の流れが必要なようです。